【活動紹介】まっぷる森林育成応援プロジェクト

【まっぷる】×【読者のみなさま】でつくる、持続可能な旅の未来
私たちが大好きな「旅」は、豊かな自然があってこそ――
『まっぷるマガジン』を開いてワクワクしたその瞬間から、あなたはもう森を育てる大切なサポーターです。PresentTreeによる支援から生まれた新しい苗木が、あなたの旅のストーリーと共に、地域の美しい自然を未来へつないでいます。
理念:1本の木からはじまる、地域の未来
私たち「まっぷる」は、これまで日本各地が持つ多彩な魅力をガイドブックに写し取り、旅をするみなさまへとつないできました。しかし、私たちが日々向き合っているその美しい風景、豊かな自然、そして温かな地域の人々の営みは、決して当たり前に存在し続けるものではありません。
異常気象による自然災害の頻発や、担い手不足による森林の荒廃。地域が抱えるこうした課題に対し、旅の情報を発信する私たちにできることは何か。その答えとして、私たちは「Present Tree(プレゼントツリー)」の活動に賛同し、「まっぷる森林育成応援プロジェクト」を始動させました。
一本ずつ丁寧に植えられる苗木が、数十年後には豊かな森となり、土砂災害から地域を守り、清らかな水を育み、やがて新たな観光の風景となっていく。私たちは、この小さくも確かな一歩を積み重ねることで、地域の未来に貢献したいと考えています。
▼「Present Tree」について詳しくはこちら
※認定NPO法人・環境リレーションズ研究所のサイトに遷移します
循環の仕組み:旅と紙と森を結ぶ「1% for Present Tree」

本プロジェクトの持続可能性を支えているのは、出版事業と連動した支援スキームです。2022年9月より、旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」シリーズにおいて、用紙購入代金の1%相当額を積み立て、森林育成活動を支援する「1% for Present Tree」に参画しています。
これは、私たちの製品である「出版物=紙」が森林資源に依拠していることへの責任であると同時に、読者のみなさまが「まっぷる」を手に取り、旅に出ることが、めぐりめぐって地域の自然を再生する力に直結するという仕組みです。
▼「1% for Present Tree」について、詳しくはこちら
※新生紙パルプ商事株式会社のサイトに遷移します

●支援活動状況
累計支援本数:1,365本(2026年4月末時点)
累計推定CO2吸収量:約2.58トン(※)
※林野庁HP「二酸化炭素の吸収・固定量「見える化」計算シート」を使用し概算
活動の舞台:山梨県「Present Tree in 笛吹芦川」

私たちが支援の舞台として選んだのは、山梨県笛吹市芦川町にある「Present Tree in 笛吹芦川(ふえふきあしがわ)」です。
ここは、日本でも希少な「ニホンスズラン」の群生地として知られ、富士山と湖を一望できる絶景スポットもある、日本を代表する美しい里山の一つです。しかしその一方で、急峻な地形ゆえに手入れ不足の人工林や伐採跡地では土砂災害のリスクを孕んでおり、その保護と再生は急務となっています。
この地では、画一的な植林ではなく、ブナ、ミズナラ、ヤマザクラなど、その土地本来の植生である広葉樹を植えています。多様な樹種が混ざり合う森は、病害虫にも強く、豊かな生態系を育む「水源林」へと成長します。地元の森林組合の方々による継続的な保育管理のもと、スズランや野鳥たちが息づく豊かな自然美を守り、未来へと引き継いでいきます。
▼「Present Tree in 笛吹芦川」について、詳しくはこちら
※認定NPO法人・環境リレーションズ研究所のサイトに遷移します
2026年活動報告:想いを「行動」へ変える
プロジェクト発足から時を重ね、私たちの活動は単なる「支援」から、地域の方々とともに活動する「共創」へと深化しています。


2026年春にも、新緑と清流の清々しさがあふれる笛吹芦川にて、社員有志にて植樹イベントに参加してまいりました。
当日は、プロである森林組合のみなさんの指導を受けながら、全員が夢中になってクワを振るいました。決して楽な作業ではありませんでしたが、自分の手で土を掘り起こし、苗木をそっと植えていくプロセスは、まさに「地域の未来」を組み立てていくような、言葉にできない高揚感がありました。
笛吹市のみなさんや、同じ想いを持つ支援者のみなさまと同じ空気を吸い、笑顔で汗を流す。この場所でしか味わえない特別な「体験」と、そこから紡がれる温かい繋がり。これこそが、私たちがこれからの旅を通じて広げていきたい、優しく強い地域支援のカタチです。
これからの展望:その先にある、豊かな明日へ

森づくりは、100年単位の対話です。私たちが今日植えた木が、立派な森へと成長を遂げるころ、世界はどのように変わっているでしょうか。どのような変化があろうとも、そこには変わらず豊かな緑があり、旅する人々が訪れ、地域の方々が笑顔で暮らしている――そんな景色をイメージしつつ、私たちはこの活動を大切に継続してまいります。
この度現地を訪れた際、数年前に本プロジェクトの第一歩として植樹した苗木たちが、しっかりと地に根を張り、順調に成長している様子が確認できました。豊かな自然に育まれる木々のこれからの姿を、今後も温かく見守ってまいります。そして今後は、現地での活動をさらに深めるだけでなく、読者のみなさまが実際にこの地を訪れるきっかけ作りや、森の成長を共に見守っていただけるような情報発信も順次実行してまいります。
「まっぷる」はこれからも、一本の苗木に地域の未来を託し、みなさまとともに持続可能な旅の形を探し続けてまいります。