【活動紹介】まっぷる森林育成応援プロジェクト
「まっぷる」では、「まっぷるマガジン」シリーズにおいて用紙代の1%分を活用して森林育成活動を支援する「1% for Present Tree」に参加しています。私たちはこの取り組みを通じて、持続的な環境貢献と地域発展を目指します。
苗木を介した森づくりへの想い
旅メディア「まっぷる」では、地域の魅力を発信していくと同時に長期にわたり森林育成活動を支援することで、やがて地域の方々や読者のみなさまと、苗木を介したご縁でつながっていければという想いから「まっぷる森林育成応援プロジェクト」をスタートさせました。
具体的活動として、2022年9月から「1% for Present Tree」のスキームに参加し、毎月出版される旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」シリーズの用紙購入代金の1%を別途積み立て寄付することで、継続的に植樹・森林育成活動を支援しています。
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※認定NPO法人・環境リレーションズ研究所のサイトに遷移します
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1本1本の植樹がやがて大きな森林に
「まっぷる森林育成応援プロジェクト」として2022年9月より支援を開始し、これまでの累計で818本分(2024年12月末時点)の寄付を実施しています。そしてこれによるCO2吸収量は、累計で約1.13トン (※) に相当します。
※林野庁HP「二酸化炭素の吸収・固定量「見える化」計算シート」を使用し概算
植樹活動を行う場所としては、山梨県にある「Present Tree in 笛吹芦川」を選びました。この地は日本の原風景ともよべる里山の美しさが魅力で、日本でもめずらしい「ニホンスズランの群生地」としても有名であり、富士山と河口湖・山中湖を一望できる「FUJIYAMAツインテラス」も新しい観光スポットとして注目されています。しかしその一方で、若者の都市流出や少子化による人口減少・過疎化が進んでおり、また土砂災害の発生も懸念される山あいの地でもあるため、手入れ不足の人工林や伐採跡地が増えることは大変危険です。
「Present Tree in 笛吹芦川」では、カラマツの伐採跡地にブナ、ミズナラ、ヤマザクラ、キハダといった地元植生の広葉樹が植えられます。植えられた後も地元森林組合の方々の保育管理によって長く存続できる水源林へと育てていきます。この森林再生活動がやがて、土砂災害を防ぐ役割と担うと同時に、スズランや野鳥といったこの地の自然美を守る水源の森づくりへとつながります。
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みんなでつくる・そだてる「まっぷるの森」へ
プロジェクト活動は寄付だけに留まらず、社員有志による現地での植樹体験なども実施しており、2024年春にはこれまでの活動で育成されてきた苗木の中から330本の広葉樹を植樹してきました。想像を超える山の急斜面で、参加者全員四苦八苦しながらではありましたが、地元・中央森林組合および笛吹市の方々のご協力もあり、なんとか無事に目標本数の植樹を行うことができました。
「まっぷる森林育成応援プロジェクト」の活動は、日本の森林・里山を育成し維持し続けることの重要性や課題を学ぶ貴重な機会であると感じています。また同時に自然豊かな笛吹芦川の地への愛着が増し、長く活動を継続することで地域への関わりを深めていきたいという想いを強く抱かせてくれています。
今後はこの想いをより具現化し、地域の方々や読者のみなさまとも分かち合えるよう情報発信やイベントの実施等も順次検討し、実行していきます。