理念:1本の木からはじまる、地域の未来

〜地図が描く「能登の未来」へ。一本の苗木に想いを込めて〜

 

私たち昭文社は、創業以来、正確で分かりやすい地図の提供を通じて「人と地域」をつないできました。しかし、私たちがこれまで地図に描いてきた能登の美しい景観や豊かな里山、そして温かな人々の暮らしは、2024年の発災以降、いまもなお多くの困難に直面しています。

 

地域の魅力を発信し、地域の持続的な発展を願う企業として、能登の復興は私たちの強い願いです。そこで、2022年から継続している「まっぷるマガジン」による支援に加え、2026年1月より、新たに「スーパーマップル」などの地図媒体を対象とした「能登復興&森林育成応援プロジェクト」を始動いたします。

 

この活動は、単なる環境保護の枠を超え、失われつつある奥能登の景観を守り、現地の方々と共に「これからの能登」を創造する挑戦です。再び多くの人々が地図を広げ、この地を訪れる未来を、一本の苗木から描いていきたいと考えています。

 

 

活動の舞台:石川県輪島市「Present Tree in 能登金蔵」

 

この度、支援の地に選んだのは、石川県輪島市町野町にある「Present Tree in 能登金蔵(のとかなくら)」です。

 

▼「Present Tree in 能登金蔵」について、詳しくはこちら

※認定NPO法人・環境リレーションズ研究所のサイトに遷移します

 

歴史は古く、室町時代からの趣を深く残す金蔵地区は、美しい棚田と里山、そして寺々を中心に栄えた「日本の原風景」とも呼べる場所です。しかし、震災によりその誇りある景観は大きな被害を受けました。現在、Present Treeでは、地元森林組合の協力管理の元、コナラやクヌギといった広葉樹を植えています。

 

この活動を通じて、私たちは以下の3つを目指します。

1. 能登への復興支援:過疎化対策を支え、美しい景観を次世代へ引き継ぐ

2. 森林育成応援:防災機能を高める森を育て、里山を維持する

3. 「苗木を介したご縁」の醸成:支援者と現地をつなぎ、新たな交流を創出する

 

新たな「復興の森」を育むことが、奥能登に再び賑わいを取り戻す一助となるべく活動してまいります。

 

 

循環の仕組み:一冊の地図が「復興の力」に変わる

 

本プロジェクトの持続可能性を支えているのは、出版事業と連動した支援スキームです。対象とする商品の用紙購入代金の1%相当額を積み立て、森林育成活動を支援する「1% for Present Tree」に参画しています。

 

▼「1% for Present Tree」について、詳しくはこちら

※新生紙パルプ商事株式会社のサイトに遷移します

 

プロジェクト期間:2026年1月1日~2026年12月31日

支援目標:200本

主な対象出版物:

●「スーパーマップル」シリーズ:全国の道路網を網羅する主要地図

●「帰宅支援マップ首都圏版」:安心・安全な暮らしを支える地図

●「ツーリングマップル」シリーズ:旅人のための情報を発信する地図

※順次、対象媒体を追加・更新してまいります。

 

読者のみなさまが一冊の地図を手に取り、能登へ想いを馳せること。そして実際に現地を訪れ、その魅力を肌で感じること。その一つひとつのアクションが、めぐりめぐって能登の森を育て、復興を支える確かな力となります。

 

 

想いを「行動」へ:地域と共に創る未来

 

私たちは、資金的な支援だけではなく、実際に現地を訪れる「リアルな体験」を大切にしています。今後このプロジェクトでは、現地での植樹体験や周辺観光を通じて、能登の今を知る取り組みをしてまいります。またその中で、地元住民の方々、協力企業、NPO法人等と共に、将来の関係人口増加に貢献できる活動も検討していきます。

 

現地の方々と共に汗を流し、その土地の空気を感じる。その積み重ねこそが、地図に描かれるその地域の活気を取り戻すための重要な一歩になると信じています。

 

森が育つのに長い月日を要するように、復興もまた一歩ずつの歩みです。私たちは、このプロジェクトを通じて、能登が「再び訪れたい場所」「新たに訪れたい場所」として輝き続ける未来をサポートしてまいります。

 

地図を広げ、旅を楽しみ、森を育てる。持続可能な地域の未来に向けた私たちの新しい挑戦を、ぜひご期待ください。

 

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