地図でスッと頭に入る豊臣一族の戦国時代

発売日
2025/06/27
ページ数
128ページ
判型
A5
価格(税込)
1,760円
ISBNコード <13桁>
9784398147875
ISBNコード <10桁>
439814787X
電子書籍版の有無
あり
詳細

天下統一を果たし、戦国の世を終わらせた豊臣秀吉。その一族と家臣から見た栄枯盛衰のストーリー、個性あふれるキャラクターに焦点を当て、権謀術数をめぐらし時代を導いた彼らの役割から戦国時代の実相に迫ります。話題の2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』をより楽しむための、豊臣家を軸にした相関図をはじめ、わかりやすい地図と図解で戦国時代をひも解きます。

第1部・豊臣一族の興亡
01.[豊臣兄弟の誕生]木下藤吉郎、農民の子として生まれる
02.[秀吉の仕官]木下藤吉郎、放浪生活の末に織田信長のもとで頭角を現す
03.[美濃攻略戦]稲葉山城攻めの際に秀長が武功を立てる
04.[小谷城の戦い]秀吉家臣団、崖を駆け上り小谷城攻略のきっかけを作る
05.[家臣団の強化]一国一城の主となった秀吉のもとで、次世代家臣団の中核ができる
06.[中国攻め]度重なる危機を克服し、毛利氏の領土を削っていく羽柴軍団
07.[中国大返し]本能寺の変に直面し、最大の危機を好機に変えた U ターン劇

第2部・1章_豊臣家の人々
2-1.[豊臣秀吉] 農民から立身出世を重ね、天下統一を成し遂げた一族の要
2-2.[豊臣秀長] 豊臣政権の安定に尽力した立役者
2-3.[大政所(秀吉の母)] 家康臣従のきっかけをつくった豊臣兄弟の母
2-4.[旭(秀吉の異父妹)] 秀吉の出世のために利用された豊臣姉妹
2-5.[北政所(お禰)] 秀吉の出世と天下統一を支えた糟糠の妻

第2部・2章_豊臣家を支えた家臣団
■ブレーン
3-1.[竹中半兵衛] 秀吉に早くから支え、天下を獲らせた稀代の天才軍師
3-2.[黒田官兵衛] 秀吉がもっとも頼りにする一方、恐れてもいた男
3-3.[千利休] 豊臣秀吉のもとで茶の湯を大成するも、切腹に追い込まれた茶人
3-4.[蜂須賀正勝] 秀吉の墨俣築城を助けた美濃川並衆出身の名ネゴシエーター

■豊臣家臣団 ―武将編
3-5.[加藤清正] ポスト秀吉時代のキーマンとなった秀吉の従兄弟
3-6.[福島正則] 武勇に秀で、「秀吉の一番槍」と謳われた勇将
3-7.[加藤嘉明] 朝鮮出兵では海将しての活躍が伝えられる七本槍のひとり
3-8.[片桐且元] 政務官としても才能を発揮し、秀頼の後見役となった忠臣
3-9.[藤堂高虎] 秀長のもとで築城の腕を磨き、天下を普請する名将に育つ
3-10.[仙石秀久] 豊臣家とともに躍進を遂げるも九州遠征で大失態を犯した不屈の名将
3-11.[堀秀政] なんでもそつなくこなし、信長と秀吉に重用された〝名人久太郎〟
3-12.[前田利家] 武道一辺から経済感覚を身につけ、秀吉政権を支える重鎮となる

■豊臣家臣団 ―吏僚編
3-14.[石田三成] 外交や内政などの政治面で力を発揮し、秀吉の天下統一に貢献
3-15.[小西行長] 秀吉に抜擢され、朝鮮遠征で先鋒を務めるまでに成長した博多商人

第2部・3章_豊臣家と天下を争ったライバルたち
4-1.[織田信長] 秀吉を見出し、豊臣家興隆のきっかけを生んだ
4-2.[明智光秀] 信長と秀吉の人生を大きく変えた“裏切り”
4-3.[柴田勝家] 秀吉と対立し、敗れた信長の筆頭家臣
4-11.[丹羽長秀]秀吉の非凡さを見抜き、天下取りに協力した織田家の宿将
4-4.[小早川隆景] 秀吉を認め、毛利家の臣従方針を定めた毛利の智将
4-5.[毛利輝元] 秀吉に臣従し、関ヶ原では総帥をつとめた(五大老)

【監修者】小和田哲男
日本中世史、とりわけ戦国時代史研究の第一人者。1944年 静岡県静岡市生まれ。1972年 早稲田大学大学院文学研究科 博士課程修了。2009年 静岡大学を定年退職。現在、静岡大学名誉教授。
主な著書として、『名軍師ありて、名将あり』(NHK出版、2013年)、『黒田官兵衛 智謀の戦国軍師』(平凡社新書、2013年)、『井伊直虎 戦国井伊一族と東国動乱史』(洋泉社歴史新書y、2016年)、『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで』(NHK出版新書、2017年)など多数。

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