図解でスッと頭に入る物流
図解でスッと頭に入る物流
- 発売日
- 2025/12/22
- ページ数
- 144ページ
- 判型
- B5変型
- 価格(税込)
- 1,980円
- ISBNコード <13桁>
- 9784398144911
- ISBNコード <10桁>
- 4398144919
- 電子書籍版の有無
- あり
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グローバル化が進む現代、世界中をさまざまなモノが行き交い、物流が担う役割ははかり知れません。今世界を揺るがしているウクライナ侵攻や中東情勢、中国による一帯一路構想、さらにはトランプ関税などの国際情勢に物流は大きな影響を受けるため、より関心が高まっています。本書では世界の物流をテーマに、「物流のしくみ」「世界の物流拠点と輸送路」「国や地域の物流システムの違い」「現状の課題と将来への取り組み」について、それぞれ地図や図表を使ってわかりやすく解説、世界経済とモノの流れをビジュアルでとらえ、国際社会や世界経済をひも解く一冊です。
第1章 世界の物流の「いま」と「これから」
・成長を続けている物流市場
・さらに遠く・速く・国を越えて 輸送手段とルートの発展
・世界物流の基準になったコンテナとパレット
・ワクチンを世界へ運んだコールドチェーン
・ヒトなしでモノを輸送できる時代へ 他
第2章 知っておきたい物流の基本
・そもそも物流とは?
・「物流会社」はどのようなものを指す?
・物流が持つ6つの機能
・物流の機能①モノをほかの場所に運ぶ・輸配送
・物流の機能③モノを適切に管理する・保管 他
第3章 地図で読み解く世界の物流事情
・世界の物流事情を知れば国際情勢にも強くなる
・アメリカの東西を結ぶ巨大な輸送網
・ヨーロッパのクリーン物流システム
・中国の大陸輸送とEC物流の進化
・東南アジアの新たな輸送ルートとシーレーン 他
第4章 くらしを支える日本の物流事情
・島国国家・日本の物流の特徴
・高品質・対応力重視な日本の物流
・日本の物流は縄文時代には始まっていた
・国内流通の大動脈・高速道路網と鉄道網
・国際物流を担う日本の主要な港湾・空港 他
【監修者】小野塚征志
ローランド・ベルガー パートナー。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士総合研究所、みずほ情報総研を経て現職。ロジスティクス/サプライチェーン分野を中心に、長期ビジョン、経営計画、新規事業開発、M&A戦略、事業再構築、構造改革、リスクマネジメントなど多様なコンサルティングサービスを展開。内閣府「SIP スマート物流サービス 評価委員会」委員長、国土交通省「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会」構成員、経済産業省「Logitech分科会」常任委員等を歴任。著書に『ロジスティクス4.0 -物流の創造的革新』(日経文庫)、『サプライウェブ -次世代の商流・物流プラットフォーム』(日本経済新聞出版)などがある。