更新日 2026.02.02

地域と施設の魅力を伝える、ことりっぷマガジンでの連載企画

旅行・宿泊

株式会社星野リゾート様

地域と施設の魅力を伝える、ことりっぷマガジンでの連載企画

課題

  • ファミリー向けという既存イメージだけでなく、多様なライフステージで楽しめる「大人のためのファミリーリゾート」としてのブランド認知を広げる必要があった
  • 単なる施設紹介にとどまらず、その土地ならではの魅力や「想像を超える滞在」というブランドビジョンを、感度の高い層へ深く伝える表現力が求められていた

サポート内容・成果

  • 「ことりっぷマガジン」にて、“ここだけの特別な旅へ”と題した長期連載記事を展開。編集部独自の視点で、リゾートと地域の魅力をストーリー性豊かに発信
  • 「誌面の写真と同じ場所に行きたい」という具体的な来訪動機の創出や、他エリアの施設への利用意欲(周遊・リピート)の喚起に成功

季節ごとに“街のいいところを見つける 旅のきっかけマガジン”をコンセプトに年4回お届けしている「ことりっぷマガジン」。こちらで2020年冬号から続いている連載企画「ここだけの特別な旅へ」でご紹介しているのが「星野リゾート リゾナーレ」の宿です。
毎号じっくりとことりっぷの目線で取材した四季折々の美しい風景と「リゾナーレ」ならではのユニークなリゾートステイの提案は、読者からも大きな反響をいただいています。
連載20回目を迎えた今、星野リゾートでリゾナーレマーケティングを担当する葛西由貴さんに連載企画と「リゾナーレ」の取り組みについてうかがいました。

最新号「ことりっぷMagazine Vol.42 2024秋」では秋色に染まる「リゾナーレ那須」を特集

2024年9月10日発売の『ことりっぷMagazine Vol.42 2024秋』では、「まるでおとぎ話のような秋色の世界へ 那須高原のリゾートで過ごす休日」と題して紅葉シーズン真っ盛りの「リゾナーレ那須」を昨年の秋取材し、紹介しています。

「リゾナーレ那須」は広葉樹の森が広がる42000坪の敷地にわずか43室という贅沢なリゾート。美しい紅葉風景に加えて、アグリツーリズモリゾートというユニークなテーマとそれを体感できるアクティビティ、那須の秋を楽しむグルメなど、想像以上の季節感あふれる旅を楽しんでいただきたいと思っています。

「星野リゾート」と「リゾナーレ」について

リゾートホテルブランド「リゾナーレ」ですが、2023年にコンセプトを変えられました。現在、多数のホテルブランドを展開されている星野リゾートのなかでどのような位置づけになっているのでしょうか。

星野リゾートには「旅を楽しくする」をテーマに旅の目的や過ごし方に合わせてそれぞれサブブランドがあります。たとえば圧倒的非日常感のあるラグジュアリーな滞在を提供する「星のや」、ご当地の魅力に出会える温泉旅館「界」など、5つのサブブランドを中心に展開しています。

そのなかのひとつ「リゾナーレ」は想像を超える体験が溢れるリゾートホテルブランド。現在、国内外に7施設を展開しています。2001年、星野リゾートが創業の地・軽井沢から足を踏み出した記念すべき最初の一歩となった第1号の施設が「リゾナーレ八ヶ岳」なんです。

23年前の開業時から変わらないコンセプトが、大人も楽しめる「大人のためのファミリーリゾート」であること。ファミリーメインというイメージがあるかと思いますが、ファミリーだけではなく、カップル・夫婦、ひとり旅、愛犬連れ、グループ旅行など、どのライフステージでも楽しめるのがリゾナーレの特徴ですね。

「リゾナーレ」のブランドビジョンは「想像を超える滞在」

「リゾナーレ」の現在のブランディング、ビジョンをより詳しく教えていただけますか?

リゾナーレは「想像を超える滞在」をブランドビジョンに掲げています。それぞれの施設ごとに土地の特性を生かした個性的なテーマと空間デザイン、地域や季節ならではの体験を提供しています。たとえばワインの産地である八ヶ岳では、ワイナリー「ドメーヌ ミエ・イケノ」と提携したワインリゾートという個性的なテーマを掲げています。

地域や季節ならではの体験でいうと、トマムでは自然に近い環境で乳牛を育て、その土地ならではの風景や味わいのある乳製品を生み出すファーム星野の取り組みや、北海道の大自然を感じる雲海テラスやアイスヴィレッジの体験など、各施設で全く異なる体験ができる点が他のブランドにはないポイントですね。

ひとくちにリゾート滞在といっても、アクティブに過ごす方もいれば、風景をゆっくりと眺めて過ごす方、おいしい食事を楽しみにする方などさまざまな滞在スタイルがありますよね。

リゾナーレでは、来ていただく方それぞれの過ごし方を楽しみつくしてほしいと考え、コンセプトを「PLAY HARD」としました。夢中になって楽しみつくすという意味で掲げています。

その土地らしい「旅の楽しみかた」を追い求めることりっぷに共感

「ことりっぷマガジン」と一緒に記事をつくるなかで、媒体の特性など、率直なご意見をお聞かせください。

旅の雑誌にもさまざまな媒体がありますが、単なる情報ではなく「旅の楽しみかた」を追求している点がことりっぷの特徴だと思います。『ことりっぷマガジン』のコミュニケーションターゲットは20~30代の女性と聞いておりますが、実際に私もそのユーザーのひとり。私自身、仕事でもプライベートでも各地へでかけますが、その際にことりっぷを眺めてみると「あ、この施設が出てくるんだ!」と驚いたり、納得したりすることがたくさんあります。

観光するだけでなく、その地域らしさをどう感じ、どう楽しむのか。実際に企画や取材に携わっているスタッフが本当におすすめしたいことが紹介されていると感じますね。「もうこのモデルコースで行くしかないな!」といつも参考にさせていただいていますし、自分が旅するときもそういった目線で地域を見るようになりました。

また、「ことりっぷマルシェ」にも何度か出展させていただいていますが、読者の方々と直接お話する機会などがありとてもよい経験になっています。

読者からも施設スタッフからもうれしい反響

「ことりっぷマガジン」の連載記事について、各施設のスタッフの方やお客様からの反響はどのようなものがありますか?

実際に誌面を見て来てくださっている方も多く、「この写真はどこで撮れるのですか?」と質問いただくこともありますね。また、誌面では季節の魅力を北から南まで紹介させていただいているので、「今回は熱海だけど次は那須に行ってみようかな」など次の予定を考えてもらえる効果も大変うれしく思っています。

最近はデジタルマガジンの普及にも伴って、誌面を「美容院のタブレットで見て来ました」など気軽に雑誌が見られることも大きいと感じます。

各施設のスタッフからは、ことりっぷのカメラワークに関する反響が大きいですね。弊社でもPR写真を撮影していますが、自社の画角とことりっぷの画角が違うといいますか、自分たちでは考えていなかった視点など「こういう見方があるんだ!」という気づきになるという声が毎回あがります。

写真があるから伝わるだろうというのではなく、想像力を刺激することりっぷのワードセンスについても刺激を受けています。

地域を楽しむ「リゾナーレ」この秋冬のおすすめは「食」

さまざまな視点から地域を楽しむ、この秋冬の各地のリゾナーレでのおすすめを教えてください。

リゾナーレの秋のおすすめは「食」です。リゾナーレの原点でもある「リゾナーレ八ヶ岳」では、2024年4月にメインダイニング「OTTO SETTE」をリニューアルオープンしました。
新たにワインカーブをイメージした店内で、旬の野菜に特化したイタリア料理のフルコースが楽しめます。同じ野菜でも調理法によって風味が全く異なるなど、こちらで味わうワインと野菜のマリアージュは素材本来の味を楽しんでほしいというシェフや生産者の方々の思いが直に感じられる内容。他では体験できない愉しみだと自信をもってお伝えできます。

その他、秋らしいところではリゾナーレトマムの「ポテサラジェラートフェス(じゃがいも)」、リゾナーレ那須の「高原焼きねぎスタンド(軟白ねぎ)」、リゾナーレグアムの「ウベフェス(紫芋)」など、「そこピンポイントで攻める!?」という驚きとおいしさを提供します。空間デザインもすてきに設えていておすすめですよ。
単に「新しい=NEW」だけでなく、「新たな発見」という意味の新しい旅を食でも楽しんでいただければと思っています。

大自然のなかで秋を感じるアクティビティも

アクティビティではどんなおすすめがありますか?

この季節ならではの体験はリゾナーレ八ヶ岳の「体験乗馬」でしょうか。赤、オレンジ、黄色と自然のままの美しい紅葉の森での乗馬はこのうえなく贅沢だなと思います。

年間でのおすすめは、リゾナーレ那須の「ファーマーズレッスン」です。リゾート内のファームでは季節ごとに毎日違う農作業を行っていて、種を蒔く日もあれば収穫の日があったり、次の野菜を育てるための堆肥づくりを行う日もあります。

私自身、那須で初めて知ったのですが、天然の発酵肥料って本当にぽかぽかと温かいのですよね。土壌づくりから育成、収穫、そしてまた次の作物へ、そんな自然のサイクルを日々お客様が次のお客様へとつないでいく。ふだん体験できないことがリゾート滞在をしながら叶うというのもとてもおもしろい企画だと思っています。

旅のプロ、地域らしさ発信のプロとしておすすめの旅のスタイルは?

リゾート運営のプロとして、また地域を見るプロとしておすすめの旅のスタイルがあったら教えてください。

旅のスタイルとして…強いて挙げるなら「利用する交通機関だけはしっかり押さえておいて、その間の過ごし方はフリーにしておく」というのが自分なりのおすすめでしょうか。観光名所にも1か所は足を運んだりしますが、それ以外は忙しい滞在をしないようにしています。

宿泊施設ならチェックアウトぎりぎりまでいて館内・敷地内の楽しみ方をできるだけたくさん体験したり、連泊するなら地元のお店にも足を運んだり。無理につめこみすぎず、街やその土地の季節、地元のおふくろの味、地元の方との会話などなど、その日、その時間で成功もあれば失敗もあっていいと、のんびり過ごすことに楽しみを見出しています。

個人的に好きな場所は香川県の小豆島です。瀬戸内海の美しさと自然の豊かさ、ちょっとローカルな雰囲気、そして大好きなうどん…。生そうめんも含めてとてもおいしくて、それらが堪能できるところが大好きです。小豆島ではそうめんに特産のオリーブオイルを入れて食べたりするのですが、すごくまろやかになってこちらもおすすめですよ。高松からアクセスもよく日帰りでも行けますので、香川と同じ四国の高知に2024年6月に開業したばかりの「OMO7高知 by 星野リゾート」と一緒に、ぜひ皆様に旅していただきたいですね。

いつか、書籍『ことりっぷリゾナーレ』をつくりたい

ことりっぷや「ことりっぷマガジン」に今後期待されること、リゾナーレの今後について教えてください。

2001年に八ヶ岳からスタートしたリゾナーレ。23年が経ち、現在では国内外7施設になりました。地域ごと、季節ごとの楽しみ方もたくさん増えているので、いつかこれらを網羅した『ことりっぷリゾナーレ』がつくれたらうれしいなと思っています。

リゾナーレでは、小さなお子様から大人まで、皆様にとって旅の思い出、記憶に残る滞在を提案しつづけていきたいと思っています。私たちが掲げている「想像を超える滞在」というビジョンは、私たち自身にとって高いハードルでもあります。

人生のどんなライフステージにあっても、訪れて心地いいだけでなく、新しい発見があり、知的でわくわくする体験があり、心の癒やしがあり、「前に来たな」と懐かしむこともできる…。想像を超える、それを皆で日々考えることを楽しみながら進んでいきたいと思っています。

今回お話をお伺いした方

星野リゾート
マーケティング統括 リゾナーレマーケティングユニット
マネージャー
葛西由貴さん

佐藤史子 写真:清水ちえみ、山下コウ太、保志俊平、星野リゾート リゾナーレ

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星野リゾート様

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